第4回イブラグランドアワードジャパン2024
日本のクラシックギターの草分け的な存在である、
ワタナベアヤコ氏の業績を称え、そのメモリーとして
『AYAKO WATANABE PRIZE』を創設します。
通常、クラシックギターの演奏者が参加できるコンクールは、
ギターだけが審査の対象となるコンクールが一般的です。
今回のような、他の楽器や声楽家が参加する総合的なコンクールや
ヨーロッパですでに長い伝統と歴史あるようなコンクールにおいて、
日本のギタリスト・ワタナベアヤコ氏のメモリーとなる賞を設け、
優秀なギタリストを育てるために貢献する事業は、極めて意義の高いものだと認識いたします。
●音楽分野における、音楽大学等の卒業履歴・経歴不問
これまでのコンクールの弊害の 1 つであった、アカデミックな視点から判断される音楽大学等の卒業履歴、師事する教授名などの学歴バックグラウンドを一切問いません。
●課題曲指定なし
コンクール主催者側から、課題曲が与えられる多くのコンクールとは違い、自らの最高の表現を可能とする演奏曲目数曲を参加者自らが選んで、その曲に基づき審査します。
●プロ・アマ問わず
本コンクールでは、プロとしての活動実績や、過去のコンクールでの優勝・入賞歴などによる出場資格の制限はありません。
●ピアノ伴奏を必要とする参加者に対して、コンクール公式ピアニストの堤供
従来、伴奏者を必要とする参加者の負担となっていたピアニストの移動・宿泊・出演料をなくすため、コンクール事務局より公式ピアニストを用意します。詳細は募集要項をご覧ください。
●取り組み
コンクール参加者にとって、コンクールの結果以上に大切なのは、その後にどのような演奏機会を持てるかということです。イブラ・グランド・プライズは以下のような取り組みでコンクール出身者が世界に羽ばたくための様々なフォローを行います。
●すべてのアーティストにとって憧れのステージヘの出演機会を提供
ニューヨーク/カーネギーホール 、イタリア/シチリア島のイブラ
東京/オペラシティ ・コンサートホール、紀尾井ホールなど
●演奏家としてのキャリアを歩むために必要な資質を総合的に審査
通常、音楽コンクールで審査の対象となるのは演奏だけですが、長いキャリアを歩むために必要となる、参加者本人の 演奏家としての人生観・使命感・目標・夢などについて、公開によるプレゼンテーションも 審査の対象とします。
●審査員の特色
参加者の現時点での実力に加えて、『未来の可能性』も重視するため、審査員は音楽家の他、未来のキャリアを支えることの出来る各界のプロフェッショナルを招聘します。