第4回イブラグランドアワードジャパン2024

多くの聴衆に支持される『表現者』としての
クラシック(普遍)音楽アーティストを発掘し支援します!

IBLA GRAND AWARD JAPAN

熊本マリ
- ピアニスト-

 熊本マリ Profile

東京に生まれる。5歳からピアノに親しみ、10歳で家族と共にスペインへ移り住む。

1975年よりスペイン王立マドリード音楽院でホアキン・ソリアノ氏に師事。スペイン青少年音楽コンクール優勝。1982年に奨学金を受けてジュリアード音楽院に入学し、サーシャ・ゴロニツキー氏に師事。1985年から英国王立音楽院にてC・エルトン氏に師事。また、プライベートではアンジー・エステルハージー氏に師事。英国ニューポート国際音楽コンクールに入賞。故ダイアナ妃より授与される。1986年、同音楽院卒業後、最年少でRecital-Diplomaを授与され、帰国。

1991年、スペインの作曲家フェデリコ・モンポウ(1893〜1987)のピアノ曲全集の録音を完成(世界初)。1993年、モンポウの伝記「ひそやかな音楽」を翻訳。同年、英国王立音楽院よりめざましい演奏活動に功績のあった卒業生にのみ与えられる資格ARAMを贈られる。

1994年、プラハでチェコ・フィルハーモニー管弦楽団とジルベスターコンサートで共演。1996年、スペインでのジャパン・ウィークでリサイタルを開く。1998年、プラハでリサイタルを開催、及びヨセフ・スーク&スーク室内オーケストラと共演。1995年〜2006年には毎年秋にローム・リリック・セレクションとして全国ツアーを重ね、好評を博した。2000年にはNHK教育テレビ「芸術劇場」の「BSクラシック ピックアップ」の司会を務めた。

2006年、ウィーン・フィルのメンバーと共演。2009年、“クラシック音楽をもっと身近に楽しんでもらう”というコンセプトに賛同し、「100万人のクラシック」コンサート・シリーズに参加。東京都内近郊18箇所、続いて長野県内6箇所にて「Shall We Dance?」ツアーを開催。2011年には、同コンセプトの「いこか!クラシック」シリーズ関西地方全16公演に出演し、各地で好評を博した。2010年1月には、エジプトにてカイロ・オペラ・オーケストラと共演、アレクサンドリア(エジプト)、アンマン(ヨルダン)ではリサイタルを開催。軽快なトークをまじえた独自のコンサートは特に人気が高く、その活躍は日本国内にとどまらない。

2012年には、ベネズエラ、カラカスで、ベネズエラ交響楽団と共演する。
エッセイ集はショパンより「薔薇よ、語って」「音よ、輝け」「ラ・ピアニスタ〜太陽の門から」、講談社からは「人生を幸福にしてくれるピアノの話」が発売されている。CDはキングレコードより多数リリース、2006年、モンポウの作品集「静かな音楽」、2009年にはダンスをテーマにした「Shall We Dance?」、2011年にはショパン・イヤーからリスト・イヤーへの懸け橋として“愛のメッセージ”をテーマにした「鳥の歌」を発売。2012年2月には、日本各地の民謡をピアノで奏でる「日本の心、日本のメロディー〜奥村一作品集」を日本コロムビア(DENON)よりリリース。2008年4月より大阪芸術大学(演奏学科)教授に就任。2013年9月には、アルゼンチン ブエノスアイレスでリサイタルを行う。また、エステバンモルガドカルテットと共演を果たす。近年は、世界的国際ピアノコンクールの審査員なども務める。テレビ・ラジオへの出演、執筆活動など多才な活動で幅広いファンを獲得している。

2016年はデビュー30周年を迎える。神奈川県のマグカル大使に任命される。

2017年7月キングレコードから、サティとギロックのCDがリリースされる。

大阪芸術大学教授。

秋川雅史
- オペラ歌手 -

 

 秋川雅史 Profile

1967年 愛媛県西条市に生まれる。
4歳よりバイオリンとピアノをはじめる。
後に父の指導のもとに声楽へと転向する。国立音楽大学・国立音楽大学院にて中村健氏の指導を受けた後、4年間イタリアのパルマで、デリオ・ポレンギ氏に師事。帰国後、第9のソロや数々のコンサートに出演。

1998年 カンツォーネコンクール第1位、
日本クラッシック音楽コンクール声楽部門最高位をそれぞれ受賞。 2001年 アルバム「パッシオーネ~復活の歌声」で日本コロムビアより日本人テノールとして、最年少CDデビュー。

2004年 テイチクエンタテインメント(タクミノート)へ移籍。
アルバム「ドリーム・オブ・ラブ」を発売。
JOC(日本オリンピック委員会)公式応援ソング「輝け日本」(作詞・作曲:遠藤実)の歌手として任命される。

2006年 「千の風になって」がアルバム「威風堂々」よりシングルカット。
12月31日NHK紅白歌合戦に初出場。

2007年 1月22日付けのオリコンチャートで「千の風になって」が1位を獲得。8月20日付けのランキングでミリオンセールスを記録する。
青山劇場(東京)にてリサイタルを開催。

2009年 オリジナルシングル「ねがい」をリリース。
TBS日曜劇場『本日も晴れ。異常なし~南の島 駐在所物語~』(連続ドラマ)の主題歌に起用される。

2014年 初のベストアルバムを発売。
新国立劇場オペラパレスにて上演された「カルメン」にて、オペラ全幕に初挑戦(ドン・ホセ役)。

2018年 サントリーホールでコンサートを開催。

川井郁子
- ヴァイオリニスト・作曲家-

© Shintaro Shiratori, Sony Music Labels,Inc

 川井郁子 Profile

香川県出身。東京芸術大学卒業。同大学院修了。現在大阪芸術大学教授。

国内外の主要オーケストラをはじめ、世界的コンダクター チョン・ミョンフンや世界的テノール歌手ホセ・カレーラスなどと共演。さらにジャンルを超えてジプシー・キングス等のポップス系アーティスト、バレエ・ダンサーのファルフ・ルジマトフ、熊川哲也、フィギュアスケートの荒川静香らとも共演している。

作曲家としてもジャンルを超えた音楽作りに才能を発揮。TVやCM等、映像音楽の作曲も手がける。フィギュアスケート世界選手権でアメリカのミシェル・クワン選手が「レッド・ヴァイオリン」を使用して優勝、羽生結弦選手や国内外の選手にも楽曲が数多く使用されている。

舞台においても独自の表現世界を持ち、2016年より音楽と台詞で演じる舞台をスタート。

舞台芸術と一体化した演奏パフォーマンスを確立し、これまでに「源氏物語」や三島由紀夫原作「純白の夜」、「桜」(細川ガラシャ)など、新しい音楽舞台を作り出している。

オリジナルアルバム「レッド・ヴァイオリン」「オーロラ」「LUNA」等は、クラシック界で異例の発売記録を更新。

2008年にはニューヨークのカーネギーホール公演で、アメリカデビューを果たした。2010年には映画「トロッコ」で初の映画音楽を担当し、翌年の大阪アジアン映画祭で音楽賞を受賞。また、ファルフ・ルジマトフ氏との舞台「COLD SLEEP」は東映より初の音楽舞台映画として映画化された。同年イスタンブールにてピアニスト、ファジル・サイとのリサイタル、そして、神戸とロンドン・ロイヤル・アルバートホールにてホセ・カレーラスと共演。

2012年、映画「北のカナリアたち」の音楽を担当し、第36回日本アカデミー賞で最優秀音楽賞を受賞。フェルメール・リ・クリエイト展のテーマ曲も手がけた。

2015年はパリ・オペラ座にて単独公演、2019年3月、ワシントンD.C.で行われた全米さくら祭りに出演、『川井郁子コンサート〜The Tale of Genji』を上演し好評を博すなど、国内外問わず精力的に活動している。

2020年1月にDVD「LUNA」を発売。5月にアルバムデビュー20周年を迎える。社会的活動として「川井郁子 Mother Hand 基金」を設立。

全日本社寺観光連盟親善大使を務める。

使用楽器:ストラディヴァリウス(1715年製作、大阪芸術大学所蔵)

青島広志
- 作曲家-

 青島広志  Profile

1955年東京生まれ。
東京藝術大学および大学院修士課程を首席で修了し、修了作品のオペラ「黄金の国」(原作:遠藤周作)が同大図書館に購入され、過去2回の東京都芸術フェスティバル主催公演となる。

作曲家としては「火の鳥」(原作:手塚治虫)、「黒蜥蜴」(原作:三島由紀夫)、管弦楽曲「その後のピーターと狼」、合唱曲「マザーグースの歌」、ミュージカル「11ぴきのネコ」など、その作品は200曲を超え、
ピアニスト・指揮者としての活動も40年を超え、最近ではコンサートやイベントのプロデュースも数多くこなしている。

NHK「ゆかいなコンサート」の初代監督を 8年務め、
現在もNHKラジオ「みんなのコーラス」「高校音楽講座」にレギュラー出演のほか、テレビ朝日「題名のない音楽会」アドバイザー、日本テレビ「世界一受けたい授業」、テレビ東京「たけしの誰でもピカソ」、「ソロモン流」、TBSラジオ「こども電話相談室」にも出演。

著書に『モーツァルトに会いたくて』『青島広志でございます!』『あなたも弾ける!ピアノ曲ガイド』(学習研究社)、『やさしくわかる楽典』(日本実業出版社)、『作曲ノススメ』(音楽之友社)、『21世紀こどもクラシック』(全5巻・小学館)、『音楽家ってフシギ』(東京書籍)、『オペラ作曲家によるヘンなオペラ超入門』『作曲家の発想術』(ともに講談社)などがある。

東京藝術大学講師、洗足学園音楽大学客員教授、
日本現代音楽協会、作曲家協議会、東京室内歌劇場会員。

北原幸男
- 指揮者 -

 北原幸男  Profile

尺八奏者二代目北原篁山の長男として生まれる。

桐朋学園大学卒業後、NHK交響楽団指揮研究員となる。


秋山和慶、尾高忠明、小澤征爾、ブジャーヌ、ピーチニクの各氏に師事。
プラハの春国際コンクール第3
位入賞。

インスブルック・チロル歌劇場専任指揮者、ドイツ・アーヘン市立歌劇場音楽総監督などを歴任し、プラハ、ハノーファー等の歌劇場、リンツ・ブルックナー管、北ドイツ響等世界各地の40以上のオペラハウス、オーケストラに客演。国内でもNHK交響楽団、東京交響楽団、新日本フィルをはじめ多くのオーケストラに招かれるとともに、新国立劇場、びわ湖ホール、関西二期会などのオペラ公演を指揮し高い評価を得ている。

NHK交響楽団「ショスタコーヴィチ:交響曲第11番」、東京都交響楽団「ショスタコーヴィチ:交響曲第5番」他多数のCDをリリース。グローバル音楽奨励賞、下總皖一音楽賞受賞。

現在、宮内庁式部職楽部指揮者、武蔵野音楽大学教授。埼玉県富士見市文化芸術アドバイザー。

・2008年より天皇皇后両陛下主宰の国賓を招いての宮中晩餐会、午餐会、洋楽演奏会の指揮者を務める。
・先の天皇皇后両陛下御即位における祝賀御列の儀パレードでは、自身が作曲した行進曲「令和」を指揮した。 


 

オクサーナ・ステパニュック
- オペラ歌手・バンドゥーラ奏者-

 Oksana Stepanyuk  Profile

ウクライナ出身。
ウクライナ国立・チャイコフスキー音楽院声楽科、及び器楽科(バンドゥーラ専攻)を首席にて卒業。

1992年「ウクライナのキエフ若い才能」コンクール優勝を皮切りに、
98年ウクライナ民族音楽国際コンクール優勝。
イタリア・世界音楽コンクール優勝、
第6回ブルクハルト国際音楽コンクール最高位ほか、数多くの受賞歴を持つ。

2002年には前ローマ法王ヨハネ・パウロ2世に招かれ演奏を披露。

11年、芸術分野におけるウクライナ功労賞を授与される。
12年には日本フィルハーモニー交響楽団(小林研一郎指揮)によるベートーヴェン「交響曲第9番〈合唱付き〉」にてソリストとして出演し絶賛を博した。
また、ヴェルディ「椿姫」、ビゼー「カルメン」など数々のオペラに出演。
東京芸術劇場や王子ホールでリサイタルを開催するほか、各地で多くの演奏活動を行っている。

現在、藤原歌劇団正団員。

Min-On youtube

福井直昭
- ピアニスト -

 福井直昭  Profile

武蔵野音楽大学学長

1970 年東京生まれ。'93年慶應義塾大学経済学部を卒業。
E.トゥシャ教授に師事し、'95年武蔵野音楽大学大学院修了、ピアノ専攻最優秀の「クロイツァー賞」を受賞。紀尾井ホールでのデビューリサイタルは音楽誌上で邦人年間ベストリサイタルの一つに選出され、以来各地の国際音楽祭等に出演を重ね、日本を代表するリスト弾きの地位を得る。

'98 年から 2 年間日本を離れ、ミュンヘン国立音楽大学において更に研鑚を積み、在学中の'99
年ブルガリア国際コンクール「Music and Earth 全部門グランプリ大賞受賞(審査員全一致
、史上最高得点)、ジュリアード・ジャーナル(米)等で報じられる。ソリストとしては'96
年「ブダペストの春」国際音楽祭に招聘され、メンデルスゾーン室内管弦楽団と協演、ヨ
ーロッパデビューを飾り、その後も'97 年「ハンガリー・ヴィルトゥオーゾ室内管弦楽団
東京公演」、世界42 ヶ国に衛星生放送された'98 年「プルガリア国立放送交響楽団創立 50
周年記念公演」等に出演する。2000 年代に入ると、ブルガリア国営放送で生放送された
'00 年「ソフィア・フィルハーモニー管弦楽団定期公演」、リストの協奏曲を 2 曲演奏し
た'04 年「ピアノ新人会第 100 回記念公演(東京交響楽団)」、巨匠フィリップ・アントルモ
ン指揮による'09 年「ニュルンベルク交響楽団東京公演」、日本・ハンガリー国交回復 50
周年記念として NHK でも取り上げられた'09 年「リスト音楽院管弦楽団東京公演」に出演
するなど、内外で協演した著名なオーケストラの数は 20 に迫る。近年も様々な分野にお
いて活発な活動を行っているが、特に「ケマル・ゲキチ×福井直昭ピアノソロ&デュオリサ
イタル」は、'08 年と'12 年の 2 度にわたり東京オペラシティコンサートホールの超満員の
聴衆を熱狂の渦に巻き込んだ。’17 年「武蔵野音楽大学江古田新キャンパス竣工記念特別
演奏会 」とし武蔵野音楽大学ベートーヴェンホールで開催されたゲキチとのデュオリサイ
タルは、聴衆と互いに臨場感あふれる音楽体験を共有し、新たな幕開けとなった江古田キ
ャンパスの誕生に花を添えた。ソロ、協奏曲、室内楽のアルバムをフンガロトン他のレー
ベルより 4 枚リリースし、「グラモフォン」誌等で絶賛を博す。ゲキチとのデュオのライ
ブ録音も特別収録した'13 年リリースのソロ・アルバム「ヴィルトゥオジテ」(ALM)は「レ
コード芸術」特選盤に選出。'19 年ジュール(ハンガリー)市長より「ジュール記念シル
バーメダル」授与。

令和3年度公益財団法人日本高等教育評価機構評価員(団長)。日本私立大学協会私立大
学基本問題研究委員会学校法人政策部会特別委員。公益財団法人東京二期会評議員。公益
財団法人練馬区文化振興協会理事。

武蔵野音楽大学学長、ヴィルトゥオーゾコース長、教授。
武蔵野音楽大学附属高等学校校長。

横山 幸雄
- 作曲家・指揮者 -

 横山 幸雄  Profile

1990年ショパン国際ピアノ・コンクールにおいて歴代の日本人として最年少で入賞。文化庁芸術選奨文部大臣新人賞受賞。ポーランド政府よりショパンの作品に対して特に顕著な芸術活動を行った世界で 100名の芸術家に贈られる「ショパン・パスポート」を授与される。2010年、「ショパン・ピアノ独奏曲 全166曲コンサート」を行い、ギネス世界記録に認定され、翌年「212曲」を演奏して記録を更新した。

2015年、ラヴェル生誕140年を記念し、パリでラヴェルの全ピアノ独奏曲演奏会を開催。2018年にはトランス・シベリア音楽祭ではムストネン指揮ノヴォシビルスク交響楽団との共演、ライプツィヒにてゲヴァントハウス弦楽四重奏団の定期公演、パデレフスキ協会の招きによりポーランド国内でのリサイタル、10月には上海フィル定期公演への登場、2019年3月にはルイージ指揮デンマーク国立交響楽団との共演など海外での活躍も多い。

リリースされた CDは、文化庁芸術祭レコード部門優秀賞、国際F.リスト賞レコードグランプリ最優秀賞等栄えある賞を受賞。「横山幸雄プレイエルによるショパン・ピアノ独奏曲全曲集」(全12タイトル/キングレコード)他、アールアンフィニ・レーベルより多数リリースし、レコード芸術誌では連続して特選盤となっている。また、最新CDは「横山幸雄/ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番/他」(共演:下野竜也指揮/新日本フィル)、「横山幸雄/ドビュッシー:前奏曲第1集・第2集(全24曲)」「パデレフスキ名曲集」など。

2020年ベートーヴェン生誕 250周年に向けてのシリーズ「ベートーヴェン・プラス」の開催や「4大ピアノ協奏曲」の一挙演奏といった意欲的な取り組みは注目を集め、高い評価を確立している。2019年5月3日~5日には東京オペラシティコンサートホールにて、横山幸雄「入魂のショパン10周年」を記念し、ショパンが生涯で作曲した240曲の作品(独奏曲、協奏曲、声楽曲、室内楽曲)をすべて演奏するという前人未踏のプロジェクトを開催。

東京と京都にレストランをオープンし音楽と旬の食をプロデュースするなど、活躍は多岐にわたる。
エリザベト音楽大学客員教授、名古屋芸術大学特別客員教授、パデレフスキ協会会長。

小池ちとせ
- ピアニスト-

 小池ちとせ Profile

東京藝術大学卒業。同大学大学院を首席で修了。
野村賞受賞。毎日新聞社主催NHK後援第23回全日本学生音楽コンクールで全国第1位受賞。

ソロ、室内楽、オーケストラの各分野で意欲的な活動を続けており、NHK-FMの「午後のリサイタル」、「フレッシュコンサート」、「現代の音楽」に度々出演した他、現代音楽家協会主催の「現代の音楽展」、「現代演奏家シリーズ」でも演奏する等、現代音楽の分野にも積極的に取り組み初演作品も多い。

コラボレィティブピアニストとしての活動も多彩で、アラン・マリオン、デートマル・キューブルベック、ローランド・セントパリ等内外の著名なアーティストと数多く共演し、オーケストラプレイヤーとしてもメジャーオーケストラから絶大な信頼を得ている。

現在、武蔵野音楽大学教授、東京藝術大学講師。

森麻季
- オペラ歌手 -

  • ©Yuji Hori
 

 森麻季 Profile

東京藝術大学、同大学院、文化庁オペラ研修所修了後、ミラノとミュンヘンに留学。

ドミンゴ世界オペラコンクールをはじめ、多数の国際コンクールに上位入賞。ワシントン・ナショナル・オペラでアメリカデビュー。国内外の著名指揮者および主要オーケストラとの共演に加え、ドレスデン国立歌劇場《ばらの騎士》、トリノ王立歌劇場《ラ・ボエーム》に出演を重ねて、国際的な評価を高める。

佐渡裕プロデュース・オペラ《椿姫》、鈴木優人プロデュース・オペラ《ポッペアの戴冠》でタイトルロールをつとめ、2020年《リナルド》のアルミレーナは各紙で絶賛される。デビュー20周年記念アルバム「至福の時」をリリース(エイベックス・クラシックス)。 ワシントン・アワード、五島記念文化賞、出光音楽賞、ホテルオークラ賞受賞。 https://twitter.com/makimori_sop

斉田正子
- ソプラノ歌手 -

 斉田正子 Profile

東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院修了。1992年3月、東京藝術大学より「19世紀イタリア ベルカント オペラについて」で学位博士(音楽)を取得。

 84年、「第19回民音コンクール」第2位入賞。その後、国際文化教育交流財団の奨学生として、イタリアのミラノに留学。85年「第6回イタリア パヴィア国際声楽コンクール」第3位入賞。86年、「第35回ミュンヘン国際音楽コンクール」第2位入賞。88年、藤原歌劇団公演「椿姫」のヴィオレッタ役でデビュー。同年「第2回グローバル東敦子賞」「第16回ジロー・オペラ賞新人賞」を受賞。

 オペラでは藤原歌劇団「清教徒(日本初演)」のエルヴィラ、「カルメン」のミカエラ、「ラ・ボエーム」のムゼッタ、「ドン・ジョヴァンニ」のツェルリ-ナ、新国立劇場「魔笛」のパミーナ、「天守物語」、新国立劇場・二期会オペラ振興会共催公演「沈黙」、新国立劇場「光」、その他、東京室内歌劇場、横浜シティオペラなどで多くのオペラに出演。リサイタルやオーケストラとの共演、FM放送、テレビCM、また最近では「あなたの声を良くするコンサート」に力を注いでいる。

 よんでん文化奨励賞、テレビ愛媛賞21を受賞。また、2004年、エクソン・モービル音楽賞奨励賞を受賞。

 CDは“ザ・ベスト・オブ・斉田正子”に続き、10年には7枚目となるハープ伴奏による“イタリアの歌、日本の歌”をリリースした。
 現在、日本大学芸術学部音楽学科教授。

高丈二
- テノール歌手 -

 高丈二 Profile

東京芸術大学声楽科卒業、同大学院オペラ科修了。渡邊高之助氏に師事。モーツァルト「魔笛」のタミーノを歌いオペラに初出演。1968年よりミラノに留学、ヴェルディ音楽院に入学し、E. カンボガッリアーニ氏に師事。1969年イタリア・エンナ市国際音楽コンクール声楽部門第3位入賞。同年メラーノ市国際オペラコンクール第2位入賞。1970年ミラノ・レオーネⅩⅢ劇場で「セヴィリアの理髪師」のアルマヴィーヴァ伯爵を歌い、好評を博す。1971年ミラノでイタリアの創作オペラ「4×5」(D. ロレンツィーニ作曲、リッカルド・シャイー指揮)に出演。同年ジェノヴァで「セヴィリアの理髪師」に出演。これまでにオペラの出演では、「魔笛」「ドン・ジョヴァンニ」「コシ・ファン・トゥッテ」「フィガロの結婚」「ディドとエネアス」「椿姫」「ファルスタッフ」「オテロ」「セヴィリアの理髪師」「蝶々夫人」「パリアッチ」「真夏の夜の夢」「カプリッチョ」「スペインの時」「ユリシーズ」「こうもり」「ジプシー男爵」「メリー・ウィドウ」「天国と地獄」「学生王子」等。日本の創作オペラでは「葵の上」「ひかりごけ」「香妃」等。中国の創作オペラでは「白蛇伝」「西廂記」「易水送別」等。またラジオ、テレビ放送などの出演や、コンサートシンガーとしての活躍もめざましい。1980年に年間の優秀オペラ歌手に贈られる「ウィンナーワールドオペラ賞」を受賞。現在、東京聖徳大学教授、東京芸術大学講師、二期会会員。(2005/7/18)

吉鶴洋一
- ヴィオラ奏者 -

 吉鶴洋一  Profile

新日本フィルハーモニー交響楽団ヴィオラ奏者

鹿児島出身。三重大学教育学部を経て愛知県立芸術大学大学院首席修了。
読売音楽新人賞を受賞。三重県器楽コンクール第1位。

97年新日本フィル(小澤征爾創設)入団。
「愛のあいさつ」「アヴェマリア」「ヴィオラが奏でる日本の歌」などのCDをリリース。
新日本フィルをはじめ様々なオーケストラとソリストとして共演。
吉鶴洋一ドキュメンタリー番組「音楽の贈り物」「夢を楽器にのせて」が
全国のケーブルテレビで放送。岐阜県中津川市、岡山県津山市などでの15年以上続く演奏会、
国際ロータリークラブ第2630地区大会の音楽全般を担当、いずれも成功に導いている。
クラシック音楽のみにとどまらず、邦楽、落語、マジックなどとの
コラボレーションコンサートも数多く開催している。

日本演奏家連盟、日本音楽教育学会各会員。
岐阜県中津川市観光大使。都立青山高校、淡交フィルの指導も行っている。

澤和樹
- ヴィオリニスト -

 澤和樹  Profile

東京芸術大学学長

4歳よりヴァイオリンを始める。8歳より東儀祐二氏に師事。
1979年、東京藝術大学大大学院修了。
「安宅賞」受賞。ロン=ティボー、ヴィエニアフスキ、ミュンヘンなどの国際コンクールに入賞。イザイ・メダル、ボルドー音楽祭金メダル受賞などヴァイオリニストとして国際的に活躍。
'80年より文化庁在外研修員としてロンドンに派遣され、ジョージ・パウク、ベラ・カトーナ両氏に師事。'89年に東京藝大に迎えられるとともに本格的な演奏活動を開始。
'89年には、文化庁在外研究員としてロンドンの王立音楽院に派遣され、されに研鑽を重ねた。この時期、アマデウス弦楽四重奏メンバーとの出会いにより澤クァルテットの結成を決意する。
'96年より指揮活動を開始。2003年、'04年には響ホール室内合奏団、
'05年には東京弦楽合奏団を率いて英国各地で演奏し絶賛される。九州交響楽団、東京フィル、日本フィル、札幌交響楽団、紀尾井シンフォニエッタ等にも客演し、好評を博す。
2004年、和歌山県文化賞受賞。


近年

・東京弦楽合奏団を主宰。
・東京芸術大学教授。
・英国王立音楽院名誉会員。
・紀尾井シンフォニエッタ東京リーダー(2010年4月をもって退任)。
・響ホール室内合奏団ミュージックアドヴァイザー。
・千里フィルハーモニア大阪常任指揮者。
・フォーバルスカラシップ・ストラディヴァリウス・コンクール審査委員。
・2016年4月より東京芸術大学学長就任。

・2020年文部科学省文化審議会委員に選出。

馬込 勇
- ファゴット奏者 -

 馬込 勇 Profile

国立音楽大学付属高等学校にてファゴットを三田平八郎氏、近藤寿行氏に師事。
卒業後、渡欧。日本人初のウィーン・フィル奨学生としてカール・エールベルガー氏に師事。

ウイーン国立音楽演劇芸術大学音楽学部管弦打学科を首席卒業(音楽学士)。ムジーク・フェラインザール定期演奏会にてソリスト・デビューし、ウィーン交響楽団他30を超える著名オーケストラとファゴット協奏曲を共演する。22歳でリンツ州立ブルックナー管弦楽団首席奏者に就任し、18年間努める。

1978年ウィーン・ヴァナス音楽コンクール第1位入賞。第36回ヴィオッティ国際音楽コンクール特別賞。1981年オーストリア政府文化大臣奨励賞。1990年ウィーン・モーツァルト協会賞のほか、1997年オーストリアより功労勲章・銀を受章。1999年、池辺晋一郎、外山雄三、西村 朗、吉松 隆の委嘱・作品による楽壇生活20周年「馬込勇・ファゴット4大協奏曲の夕べ」を東京交響楽団と開催。帰国。

2001年より宮崎県川南町モーツァルト祭音楽監督を務めている。

現在、平成音楽大学 学長付/教授。

田中靖人
- サクソフォン奏者-

 田中靖人 Profile

国立音楽大学在学中、第1回日本管打楽器コンクール第2位、第4回日本管打楽器コンクール第1位を受賞。
1990年東京文化会館でデビューリサイタルを開催。以来、国内外でリサイタルなど幅広い活動を行っている。東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、札幌交響楽団、名古屋フィル交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、センチュリー交響楽団など、ソリストとしてオーケストラとの共演も多数。
2000年より(財)地域創造主催の「公共ホール活性化事業」のアーティストとして、リサイタル、アウトリーチ コンサートも意欲的に行っている。
2003年和歌山県より「きのくに芸術新人賞」を受賞。
 ソロ・アルバムに、1991年「管楽器ソロ曲集・サクソフォーン」(日本コロムビア)、1995年「ラプソディ」(EMI music japan)、1997年「サクソフォビア」(EMI music japan)、2003年「ガーシュインカクテル」(佼成出版社)、2012年「モリコーネ パラダイス」(EMI music japan)をリリース。
また、サクソフォーン四重奏団 トルヴェール・クヮルテットのメンバーとして活躍し、これまでに10枚を超えるアルバムをリリース。2001年文化庁芸術祭レコード部門"大賞"を受賞。
東京佼成ウインドオーケストラ  コンサートマスター

国立音楽大学、愛知県立芸術大学各講師。
昭和音楽大学、札幌大谷大学、名古屋音楽大学各客員教授。

倉田寛
- トロンボーン奏者 -

 倉田寛 Profile

静岡県浜松市出身。
1988年東京藝術大学に入学。
同年、第5回日本管打楽器コンクール入選。
1991年 第8回管打楽器コンクール入選。
同年 藝大モーニングコンサートにて藝大オーケストラとコンチェルトを共演。
1992年 同大学卒業、成績優秀者による東京藝術大学同声会主催卒業生演奏会に出演。同年 第8回ヤマハ金管新人演奏会出演。同年 第7回東京国際コンクール室内楽部門入選。同年、第2回ナルボンヌ(仏)国際金管五重奏コンクール特別賞受賞(翌年受賞記念CDをリリース)
1994年 第11回日本管打楽器コンクール3位受賞(日本人最高位)。
1995年 東京佼成ウィンドオーケストラとコンチェルト共演。
1996年 東京文化会館(小)、浜松にて初のリサイタルを行う。
同年 NHK-FMリサイタルに出演。
2004年 文化庁新進芸術家海外留学制度研修者としてシカゴに留学。
2009年 一人二役、歌とトロンボーンのCD『SPERANZA』をリリース。
2013年 神奈川フィル県立音楽堂定期演奏会ソリストとして 武満徹/ファンタズマ•カントスⅡを共演。
 2014年 神奈川フィルハーモニー管弦楽団退団し、愛知県立芸術大学へ赴任。
オーケストラ活動の他、リサイタルの開催、オーケストラおよび吹奏楽団とのコンチェルト共演等、ソリストとしても活躍中。また、日本各地で行われている室内楽や劇団四季等スタジオ録音(ライオンキング、リトルマーメイド、ノートルダムの鐘、パリのアメリカ人等)にも積極的に参加。
現在、愛知県立芸術大学教授。
洗足学園音楽大学、金城学院大学非常勤講師。
なぎさブラスゾリステン、BRASS UNIT“てぃ〜ちゃんず ”メンバー。

杉木峯夫
- トランペット奏者-

 杉木峯夫 Profile

1945年富山市生まれ。
東京藝術大学音楽学部器楽科でトランペットを中山富士雄に学び、卒業後の1970年仏政府給費生としてバリ国立高等音楽院に入学。モーリス・アンドレのクラスに入り、72年一等賞を得て卒業。リヨン国立管弦楽団を経て75年札幌交響楽団に入団。

札幌ブラス・アンサンブルとしても活動の傍ら、北海道教育大学札幌分校非常勤講師を務め、86年東京藝術大学音楽学部助教授となり、2002年教授、09年から同大演奏藝術センター長を兼任。2012年3月に退任し、4月1日より名誉教授。

学生時代から在京オーケストラと共演し、フランスではベルナール・トマ室内管弦楽団、バリ・コンセール・コロンヌ管弦楽団などで演奏。「モーリス・アンドレと弟子達」によるレコーディング(エラート)にも参加した。
東京藝大着任後も、水戸室内管弦楽団、サイトウーキネン・オーケストラ、紀尾井シンフォニエッタ東京などで演奏する一方、国内はもとよりパリや北京でもリサイタルを行う。
モーリス・アンドレ国際トランペット・コンクールなどのコンクールの審査員を務める。
1987年「とやま賞」受賞。モーリス・アンドレが仏楽器メーカーと開発したピッコロ・トランペットを日本で初めて導入した。

現在、東京藝術大学名誉教授、平成音楽大学客員教授、紀尾井シンフォニエッタ東京アドバイザー、PMF評議員、日本ソルフェージュ研究協議会理事、日本トランペット協会理事長、札幌トランペット協会名誉顧問、くらしき作陽大学非常勤講師、コンセルヴァトワール尚美ディプロマ非常勤講師、オホーツク紋別セミナーディレクター講師、東京藝術大学芸術する脳を考える会代表など。

濱田吾愛
- スペイン音楽研究家-

撮影 牟田美智子

 濱田吾愛 Profile

神奈川県生まれ。
幼いころより音楽評論家の父・濵田滋郎の影響で、ジャンルを問わずさまざまな音楽に親しむ。

立教大学英米文学科卒業後、音楽出版社勤務を経てフリーランスのライターとなる。2004年より東京芸術大学でスペイン音楽を講義。

1993年よりエンリケ坂井氏にカンテ・フラメンコを師事。各地でライブ活動を行うほか、スペインでシンポジウムや公演に参加するほか、サンティステバン・デル・プエルト国際ギターコンクール審査員を務める。また日本でも、スペイン音楽国際コンクール声楽部門審査員を務める。

2010年『物語で読むフラメンコ入門』出版。
2011年カンテクラス開設。日本サルスエラ協会理事。

中島晴美
- ギタリスト -

 中島晴美 Profile

ギタリスト、日本・スペインギター協会会長。

ギタ-を月村嘉孝、中川信隆、江間常夫、各氏に、和声学を中村洋子氏に師事。
日本女子大学卒。

81年より4年間、ウエストチェスタ-音楽院(ニューヨーク)で学び、ミュージシャンギルドオーディション合格。
2000年、2016年ソロリサイタル、98,03年カルテットリサイタル。日本ギタ-重奏コンク-ル、セゴビアギターコンクール(スペイン)大阪府知事賞など受賞多数。ヨ-ク「HARUMI」、ウルクズノフ「3つの東方の物語」など委嘱献呈曲多数。2013年ディアンスより「Chant song a harumi 」を贈呈される。

アメリカ、スペイン、トルコ、イタリア、ドイツ、中国、台湾などでコンサートを行う。日本ギターコンクール、スペインギター音楽コンクール、日本重奏ギターコンクール等、審査員を歴任。「やさしいギターアンサンブル曲集」第1〜第8集(共著)ユニバーサルミュージックよりCD「Chacone to Chan_t song」レコ芸準特選。

日本女子大学ゲスト講師。東京ギターアンサンブル音楽監督。日本ギタ-合奏連盟常任理事。(社)日本ギタ-連盟正会員。公式HP 
http://www.asa-inter.com/

出田敬三
- 作曲家・指揮者 -

 出田敬三  Profile

平成音楽大学学長・教授 

 作曲家。指揮者。ウィーン国立音楽大学作曲科卒業。ウィーン市立音楽院指揮科修了。作曲を高田三郎、E. ウルバンナー、指揮をG. ロジェストヴェンスキー、P. シュヴァルツ、合唱指揮をG.トイリング、トランペットを北村源三の各氏に師事。ニューヨーク・カーネギーホール、ヨーロッパ、アジア等、国内外で活躍。作品はオペラ「細川ガラシア」「おてものバッテン嫁入り」「南風(はえ)吹けば楠若葉(くすわかば)」をはじめ、現代音楽、ピアノ協奏曲、式典音楽(国体・全国高校総体等)、放送音楽、ポップス、童謡、NHK「みんなのうた」、「おもいで宝箱」(島津亜矢・テイチク)まで作品は幅広い。合唱曲集「コーラス ラララ」(カワイ出版)や小学校教科書「どんなゆめ」(教育出版)等、多数出版。

東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団や九州交響楽団等を指揮。米国・モンタナ州ボーズマン市「名誉市民章」、「くまもと県民文化賞・特別賞」「熊本県文化懇話会賞」等受賞。2013 年3 月、ウィーン楽友協会大ホールで「ファゴット協奏曲」(独奏・馬込勇)が演奏。『交響詩曲「伊東マンショ~時を超える祈り~」』が2017 年3 月、サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ教会(イタリア・ローマ)にて世界初演。9月にはカワイ出版より混声合唱版の楽譜が出版され、12月に熊本と長崎で日本初演された。2017年8月、ブロックフルートとファゴットのための「日本・熊本民謡による幻想曲」がオーストリア・リンツで、第59回熊本県芸術文化祭オープニングステージ委嘱作品マリンバとオーケストラのための協奏曲「祈り」(マリンバ独奏・出田りあ、管弦楽・横浜シンフォニエッタ、指揮・山田和樹)が世界初演された。
現在、平成音楽大学学長・教授。日本作曲家協議会・日本現代音楽協会・日本童謡協会、各会員。日本音楽著作権協会正会員。全国音楽療法士養成協議会会長。九州音楽コンクール実行委員長。熊本県私立大学協会会長。熊本オペラ芸術協会会長・芸術監督。女声合唱団「平成カンマーコール」常任指揮者。NHK全国学校音楽コンクール・全国邦楽コンクール等の審査員を務める。